2月16日(日)教育会館にて、第3回教育セミナーが開催された。講師は前回に引き続き第8代香教連委員長の松木國彦先生である。
 今回は人事異動を例に挙げられ、その立場に立って初めて分かる苦労や考え方、心情などを実際の経験を交えながらお話していただいた。「 香教連が、市町教育員会、県教育委員会、教育事務所に会員の人事異動に対する思いを伝えることができているのは、すごいことなんだ。以前は学校長に伝えるだけしか出来なかったが、香教連が教育事務所を通じて面談が出来るようにした経緯がある。人事異動は先生を不幸にすることを目的に行ったりすることは絶対にない。教育委員会も学校長も細心の注意を払いながら間違いがないように取り組んでいるんです。」「学校のこと、地域のこと、その先生の将来のこ
とまで視野に入れながら人事異動は行われるんです。」
 我々香教連は、会員一人一人の思いを単に市町委員会や教育事務所に伝えるのではなく、関わっている様々な関係者のご苦労も理解しながら人事に関する要望を伝えていく必要があると強く感じた。
 参加された先生の感想「教育委員会に人事の要望が出来ることは当たり前のことではないんだと改
めて認識できた。要望の際は今一度姿勢を正して向き合いたい。」