1月29日(水)15:00より県庁北館4Fにて、県教委人事要望が行われた。香教連からは高木委員長(専従)、塩﨑副委員長(丸亀)、相原副委員長(丸亀)、松浦人対部長(丸亀)、木下事務局長(高松)、村松事務局次長(高松)の6名が参加した。
要望内容は、以下の通りである。
1 子供たち一人一人に寄り添ったきめ細やかな教育を行うために、教職員の配置の実現を図ること。
(1) 少人数学級編制の一層の充実に向けて、計画的な教員の増配置を行うこと。
(2) 小学校における教科担任制の現場での実証効果を充分確認し、今後さらに推進をしていく上で
必要な専科教員の配置充実を図ること。
(3) 通級による指導の体制整備を進め、必要な教員の配置充実を図ること。
(4) 学校マネジメント機能を強化するために、主幹教諭の配置充実を図ること。
(5) 若年教員を中心とした指導力の向上のために、指導教諭の配置充実を図ること。
(6) 教員が本来担うべき職務に専念できるよう、教員業務支援員、学習指導員、スクールカウンセラー、部活動支援員、副校長・教頭マネジメント支援員等の学校支援人材の配置充実を図ること。
(7) 教員が安心して教育活動に専念できる環境作りのために、「学校問題解決支援コーディネーター」の配置を進めること。
2 人事異動については、本人の希望、適性・能力、家庭事情を尊重し、きめ細かい配慮を行うこと。特に、へき地、小豆・島嶼部、校種間、地域間交流に関する異動については、本人の意思を十分に反映した配置を行うこと。また、人事異動に関して不公平感が出ないように努めること。
(1) 強い留任希望や地域間異動希望等、前向きな異動理由のものについては、本人の意志を最大限尊重した人事異動を行うこと。
(2) 家族の介護等が必要な教員について、本人の希望を尊重した人事異動を行うこと。
(3) 若年教員が増加する中、結婚等の特別な事情がある場合、本人の置かれた状況を勘案した人事異動を行うこと。
(4) 小豆・島嶼部人事について考慮すること。
① 小豆・島嶼部に関わる人事異動については、本人の意志を最大限に尊重すること。
② 転居を伴う異動については、本人が転居しやすい環境を整えること。
(5) 管理面接において、希望している勤務地域(主たる勤務地域と考える地域)について確認・配慮するとともに、地域間人事交流についても本人の希望及び地域間人事交流経験数に配慮した人事異動とすること。
(6) 小・中学校間の異動については、管理面接等で確認をしっかりと行い、本人の意思を尊重した人事異動とすること。
(7) 勤務地域の選択において、「令和6年4月市町(学校組合)立小中学校教職員人事異動の基本的な考え方」2-(6)の記述について、十分な配慮を行うこと。
3 教職員の新規採用や管理職の登用に関しては、以下の点に十分配慮すること。
(1) 教職員の年齢構成を是正するために、計画的な採用を行うとともに、各校の年齢層配置が偏ら
ないような配置を行うこと。
(2) 管理職への登用は、年齢・性別にとらわれることなく、人間性や協調性、経営能力や柔軟な発
想、指導力等を充分考慮すること。
(3) 公立学校教員採用選考試験における講師に対する特別選考を継続するとともに、優秀な人材を
安定して採用することができるよう、選考基準や現場の教育環境改善の推進等について十分配慮すること。
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