2月1日(水)15:00より香川県庁北館3階にて人事に関する要望活動を行った。香教連からは、高木委員長、黒川事務局長(牟礼南小)、木下執行委員(新番丁小)、相原人事対策部長(富熊小)、住谷副委員長(松山小)の5名が参加した。
 重点項目としては、
○ 小・中学校における少人数学級編制の一層の充実向けて、計画的な教員の増配置を行うこと。また、中学校も対象とした学級編制標準の更なる引き下げについて、国に積極的に働きかけること。
○ 小学校高学年においてより充実した教育活動を行うために、教科担任制が円滑に実施されるよう、計画的な専科教員の増配置を行うこと。
○ 「令和の日本型学校教育」の構築とさらなる充実を目指して、学校の実態に応じた人材の増配置を継続して行うとともに、市町教育委員会に積極的に働きかけること。
○ 配慮の必要な児童生徒への個に応じた指導の充実に向けて、通級指導教室の増設および中学校へのさらなる拡充を図るとともに、通級指導担当教員の増配置を行うこと。
○ 若年教員の増加に伴い、結婚等特別な事情がある場合、本人の置かれた状況を勘案した人事異動を行うこと。
○ 小豆・島嶼部に関わる人事異動については、本人の意志を最大限に尊重すること。
○ 管理面接において、希望している勤務地域(主たる勤務地域と考える地域)について確認・配慮するとともに、地域間人事交流についても本人の希望ならびに地域間人事交流経験数に配慮した人事異動とすること。
○  小・中学校間の異動については、管理面接等で確認をしっかりと行い、本人の意思を尊重した人事異動とすること。
○ 公立学校教員採用選考試験における講師に対する特別選考を継続するとともに、優秀な人材を安定して採用することができるよう、選考基準や現場の教育環境改善の推進等について十分配慮すること。
等について要望いたしました。
 最後に工代教育長から、「香教連の皆さんの熱い要望を、思いをしっかりと受け取りました。今教育を取り巻く様々な環境が限界なのではと思ってしまう場面がいくつも感じられます。現場の先生方がしっかりと子どもたちに向き合えるように、県教委としても国にも県にもしっかり要望していけるところは要望していきたい。」と述べられた。

県教委からの文章回答はこちらから→文章回答