1月15日10:00より香川県教育会館2階会議室にて第3回教育セミナーが開催された。講師は鳴門教育大学特命教授 阪根健二氏(香川県教育文化研究所 所長)である。
 学校現場の課題について考えるとして、「無理難題にどう応えるのか」ー保護者クレームの真意と背景を探るーと題して、約90分間の内容であった。
 今回もZOOMウェビナーを利用し、会場参加とWEB参加のハイブリッド形式で開催した。(会場に30名、ZOOMで50名の参加者であった。)
 今までも、保護者との人間関係をしっかり築いていくことが基本であることは何度も言われてきたことであるが、最近はさらに保護者対応が難しくなり、愛やロマンでは解決しないと阪根先生は断言されている。
 問題になっている児童生徒の背景を理解していくとともに、保護者の背景も同様に理解していくプロセスが最近は必要であり、重要視されていると述べられた。
 資料の中に、対応していくためのノウハウや、困ったときにはどうしていくのか?を記載されていて、参加された人は、「大変参考になった。保護者対応に対する考え方が変わった気がする。」「実際、保護者対応に困っていたが、少し勇気をもらえた。」と言った感想が寄せられた。