１１月１日（火）１０時１５分より、香川県議会議事室２階議長応接室において、香川県小・中学校管理職員協議会と合同で香川県議会に対して、文教予算確保等に関わる要望を行った。香教連からは、高木俊彦委員長、黒川幸宣事務局長が出席した。
香川県議会からは、高城宗幸議長、岡野朱里子議員、五所野尾恭一議員をはじめ県関係機関の方々が出席した。
会に先立って、三木正英香管協会長から要望書を、高木俊彦委員長からは要望書と会員の先生方に協力をいただいた署名簿を、それぞれ高城議長に手渡した。署名簿は、２４９枚、１２４５筆であった。ご協力いただき、ありがとうございました。
引き続き香川県庁１１階知事公務室において、池田豊人県知事に対して、文教予算の確保等に関する要望を行った。香教連からは、高木俊彦委員長、黒川幸宣事務局長が出席した。
池田豊人香川県知事からは、丁寧に耳を傾けて下さり、各要望内容に回答していただいた上で、「 できることをきちんと吟味して御苦労している先生方のサポートをできる限りしていきたい。 」とのお言葉をいただいた。
要望内容は、次の通りである。
１ 香川の教育を担う優秀な人材を確保し、教職員が意欲をもって職務に専念できるよう、教職員給与の増額をお願いしたい。
２ 小・中学校における少人数学級編制の一層の充実に向けて、計画的な教員の配置を図るとともに、学級編制標準の引き下げについて国に積極的に働きかけていただきたい。
３ 小学校においてより充実した教育活動を行うために、教科担任制が円滑に実施されるよう、専科教員の配置拡充をお願いしたい。
４ ICTを活用した教育の充実に向けて、GIGAスクール運営支援センターの整備やICT活用支援人材の配置拡充等の取り組みの推進をお願いしたい。
５ 校務の円滑化を図るため、県内で共通した統合型校務支援システムの導入や、より積極的かつ具体的な業務改善の推進をお願いしたい。
６ 教員の負担を軽減し、教育の専門職としての職務に専念できるよう、学校の実情に応じた教員業務支援員（スクールサポートスタッフ）の配置・拡充をお願いしたい。
７ 中学校における部活動指導体制の充実に向けて、部活動の質的向上を図るとともに、部活動を担当する教員の支援を行うために、部活動指導員の配置拡充をお願いしたい。
８ 児童生徒の心身の悩みにきめ細やかに対応するために、養護教諭の複数配置について、学校の実態や規模に応じた適切な配置をお願いしたい。
９ 配慮の必要な児童生徒に個に応じた指導を行う通級指導の充実に向けて、通級指導教室の増設や通級指導に専従する教員の増員・研修をお願いしたい。
１０ 地方公務員の定年引上げにあたっては、円滑な教育活動の実施や学校経営等を鑑み、６０歳以上の教員の勤務内容等について慎重に検討していただきたい。
