6月8日(水)13:40~香川県庁人事委員会にて、令和4年度教職員の勤務条件・給与等に関する要望を行った。
 関谷人事委員会委員長と高木香教連委員長の手交の写真を撮影の後、以下のことについて要望をした。

1 教育条件の整備について
(1) 教職員の常態的な長時間勤務の実態を鑑み、教職員の職務の多様化と勤務 
  形態の特殊性を踏まえて、教職員の多忙感の解消に取り組むよう、関係当局 
  に働きかけること。
(2) 教職員の勤務の特殊性に鑑み、介護休暇期間を最大1年間に延長するとと
  もに、介護等により、早期退職した教職員が復帰しやすい制度の構築を図る
  よう、関係諸機関に働きかけること。

2 教職員給与・諸手当の改善について
(1) 人材確保法の初心に立ち返り、将来に亘って優秀な人材を確保するために
  教職員給与の改善を図ること。
(2) 中高齢層教職員の給料水準を引き上げること。
(3) 教員の勤務の実態を踏まえ、職責に応じた手当の支給を行うこと。
(4) 教育業務連絡指導手当(主任手当)の支給額の増額及び支給要件の見直し
  を行い、勤務時間、職務内容に見合った手当てとなるよう改善を行うこと。

3 その他
(1) 地方公務員の定年引上げにあたっては、教員の勤務の特殊性を鑑み、管理
  職の役職定年制を適応しないこと。
(2) 人事評価制度については、適正な運用を継続実施するとともに、今後も教
  職員への周知・説明を徹底するよう県教委等に働きかけること。
(3) 新規採用教員の任用に際しては、本県教育の充実・発展のため、指導力を
  有する教員が多く採用されるよう配慮すること。
(4) 教職員の再任用については、勤務の特殊性を踏まえ、よりよい制度への見
  直しを確立するよう関係当局に働きかけること。