1月9日(日)9:30より、鳴門教育大学地域連携センター2階教授スキル演習室(サテライト会場:香川県教育会館2階会議室)において、鳴門教育大学との共同研究の一環として、香川県教育文化研究所・徳島県教育文化研究所共催(香川県教職員連盟・徳島県教職員団体連合会後援)令和3年度公開シンポジウムを開催しました。

まず、阪根健二鳴門教育大学名誉教授から「徳島・香川の働き方改革の実態(アンケート調査報告)」と題して講演していただきました。次に、実際に変型労働時間制を取得した、松茂町立松茂小学校の川雄基先生の実践例が紹介され、大きな反響がありました。具体的な取得方法も紹介され、出来るか出来ないかとい う論争から、どうすれば働き方改革が可能かを志向していく大切さを表明できたかと思います。

続いて、「教職員の働き方改革はどう動いているのか」のテーマのもと、鳴門教育大学・阪根健二名誉教授、徳島県教育文化研究所(徳島県教職員団体連合会委員長)・濵田学理事長、徳島県松茂町立松茂小学校・吉川雄基先生、香川県教育文化研究所(香川県教職員連盟委員長)・北村顕吾理事長によるパネルディスカッションが行われました。

コロナ禍の中、学校現場では教育活動などに制約があり、多くの教員は今後に不安を感じています。一方、学校における働き方改革も進行していますが、なかなか変化できない 実態があります。 徳島県・香川県では、変形労働時間制も条例化したものの、その実効性が疑われていますが、 こうした情勢下で、実際に変形労働時間制を選択した教員からの報告を踏まえて、今後の方策について考えました。 参加数はオンライン含め総勢約 70 名でした。徳島県、香川県以外からの参加者もあ り、北海道、長野、愛知、滋賀、広島、福岡とオンラインの効果は大きかったようです。 また文科省や徳島県議会の方々からの御参加もあり、御意見も伺うことができま した。また、オンライン(遠隔)の有効性も確認でき、貴重なシンポジウムとなりました。

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