12月7日(火)、香川県選出の国会議員の方々に対し、香川県の状況報告ならびにそれに関わる要望を行いました。香教連から北村顕吾委員長、高木俊彦事務局長がまいりました。また、村松宏晃全日教連事務局次長(香教連副委員長)も同行しました。未来を担う子どもたちのため、それを支えている先生方のため、「令和の日本型学校教育」の確実な構築のための予算確保や対策・環境整備、円滑に教育活動が行うことできるよう国家公務員法の改正に伴う地方自治体での条例改正になるよう働きかけていただくこと等についてお願いしました。また、香教連で行ったアンケート結果等を踏まえ、香川県の実態や先生方からいただいた御意見を伝えるとともに、学校における働き方改革の現状や課題等についても御示唆いただいたり、さらに改善が図られるよう働きかけていただいたりすること等についてもお願いしました。

要望内容として、

○2026年度までに、小学校全学年の1学級35人以下学級が確実に実現されるよう、適切な教員配置を、推進・拡充すること

○小学校においてより充実した教育活動を行うために、教科担任制が円滑に実施されるよう、専科教員の配置を、推進・拡充すること

○GIGAスクール構想の本格実施にあたり、整備された端末等を円滑かつ有効的に活用することができるよう、GIGAスクール運営支援センターの整備の検討、ならびにGIGAスクールサポーターやICT支援員の配置を、推進・拡充すること

○「学校における働き方改革」を実現するため、全県で共通化した総合型校務支援システムの導入や各学校および各教育関係機関において積極的に具体的な業務改善に取り組むよう、早急な環境整備の推進や対策を講じること

○新型コロナウイルス感染症対策及び新しい時代の初等中等教育に対応するために、学校の実情に応じた教員業務支援員(スクールサポートスタッフ)の配置を、継続して推進・拡充すること

○中学校において、部活動指導体制の充実を推進し、部活動の質的向上を図るとともに、部活動を担当する教員の支援を行うために、部活動指導員の配置を継続して推進・拡充すること

○児童生徒の心身の悩みに、きめ細やかに対応するために、養護教諭の複数配置について、学校の実態や規模に応じて、適切な配置を推進すること

○配慮の必要な児童生徒に、個に応じた指導が行える通級指導教室の充実が図られるよう、さらなる通級指導教室の増設や通級指導に専属する教員の増員を図ること

○国家公務員法等の改正に伴い、定年延長制度が導入されることを踏まえ、円滑な教育活動の実施や学校経営等を鑑み、「役職定年制の導入」を適応しない等、職階や職責に関する事項等を慎重に検討し条例改正すること

教職員がさらなる意欲をもって勤務できるとともに、香川に優秀な人材が確保できるよう、教職員給与等を増額すること

○国家公務員法等の改正に伴い、定年延長制度が導入されることを踏まえ、教員の勤務の特殊性等を鑑み、今後、教職員給与等の大幅な引き下げや退職手当の大幅な削減が行われることがないようにすること

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