11月12日(木)14:00から香川県庁北館4階403号会議室において、香川県教育委員会と予算交渉を行いました。香教連からは、北村顕吾委員長、村松宏晃事務局長(太田小)、山田昭広執行委員(土庄中)、谷真里執行委員(綾歌中)、那須将弘執行委員(香南小)の5名が出席しました。
重点項目として、
〇小学校においてより充実した教育活動を行うために、教科担任制の導入を見越し、専科教員を拡充すること
〇来年度からの段階的な導入を目指している、小・中学校の1学級30人以下の少人数学級実現に向けて、必要な財政措置を検討すること
〇「GIGAスクール構想」の実現において、地域によって差異が発生することが無いよう、市町教育委員会と連携して確実に環境整備を図ること
〇学校事務の負担を軽減し、教職員が児童生徒と向き合う時間を確保するために、ICTによる業務の効率化を図るとともに、指導要録の電子化等を含め、県下で共通化された業務に取り組むことができるようにすることや、事務機器の充実も促進するよう、市町教育委員会と連携して早急に環境整備を図ること
等を要望しました。
原田智義務教育課課長様、白井道代総務課課長様からは、各重点項目について現段階での状況や来年度以降の方向性など、具体的に回答をいただくことができました。
また、会の最後に工代祐司教育長様より、「GIGAスクール構想については、環境整備とあわせて先生方のスキルアップ研修会の設定や各市町に対して必要な助言や情報提供の支援等を行い、来年度から有効的に活用できるよう、全ての校種においてICTを活用した教育の一層の推進に取り組んでまいりたい。また、業務の効率化を図るための統合型校務支援システムの共通化についても、引き続き、各市町と連携して早急に実現することができるよう取り組んでまいりたい。そのためにも貴重な現場の意見を継続して挙げていただくとともに、互いに協力して教職員の働き方改革を進めていきたい。コロナ禍の中、また社会情勢が目まぐるしく変化する中、先生方が現場で大変御苦労されている今日、今後も現場の声をしっかり聴かせていただき、よりよい教育環境づくりに努めていきたい。」とお言葉いただきました。