6月4日(火)15:00から香川県庁北館4階404号会議室において、香川県教育委員会と総括交渉を行いました。
香教連からは、北村顕吾委員長、高木俊彦副委員長(城北小)、相原順之介事務局長(直島小)、村松宏晃事務局次長(太田小)、那須将弘執行委員(香南小)、山田昭広執行委員(土庄中)の6名が出席しました。
重点項目として、
〇教職員の多忙化を解消するために、スクールサポートスタッフの積極的な増配置を促進すること。
〇中学校において部活動指導体制の充実を推進し、部活動の質的向上を図るとともに、部活動を担当する教員の支援を行うために、部活動指導員配置を促進すること。
〇小学校においてより充実した教育活動を行うために、専科教員を拡充すること。特に、質の高い英語教育の実現のために、各校への英語専科担当教員の配置や、英語教育のための小中学校連携事業の取組をさらによりよいものに充実させていくためにも中学校英語科教員も計画的に拡充すること。
〇学校事務の負担を軽減し、教職員が児童生徒と向き合う時間を確保するため、ICTによる業務の効率化を図るとともに、指導要録の電子化等を含め、県下で共通化された業務に取り組むことができるよう市町教育委員会と連携して環境整備を図ること。
〇教職員の超過勤務の縮減に向けて、「教職員の働き方改革プラン」に示されている学校運営の改革と意識改革が早急に実現するために、各学校で具体的な業務改善、意識改革が図られるよう、市町教育委員会や所属長に積極的に働きかけること。
〇教員を志す熱意をもった優秀な人材確保に向けて、講師に対する特別選考を継続するとともに、採用等の広報活動の充実をより一層図ること。
などを要望しました。
小柳和代義務教育課課長様、白井道代総務課課長様からは、各重点項目について昨年度までの状況や今年度以降の方向性など、具体的に回答をいただくことができました。
また、会に先立って工代祐司教育長様より、「来年度から小学校では新学習指導要領の本格実施となり、大きな教育改革がスタートするとともに、教職員の働き方改革においても着実に進めなければならないと考えている。そのためにも貴重な現場での意見をしっかり今後も挙げていただきたい。先生方が現場で大変御苦労されている今日、ぜひ現場の声をしっかり聴かせていただき、よりよい教育環境づくりに努めていきたい。」と御挨拶いただきました。

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