西日本フォーラム

1月16日(土)・17日(日)の両日、全日教連主催の「西日本フォーラム」 が、長崎県新教育研究協議会(長崎)を主管団体として、開催された。
1日目は、 久保井規文全日教連委員長の講演の後、「魅力ある組織活動」のテーマのもとワー クショップが開催され、活発な意見交流が行われた。
2日目は、福田衛人事務局次 長の講演を聞いた後、長崎歴史文化博物館に研修会場を移し、「長崎の歴史・これ からの教育を学ぶ」と題した研修が行われた。
香教連からは、地下事務局長以下3 名が出席した。
全国の仲間との交流を通して、「研修すること」、「心の交流を深 めること」の大切さを実感させてくれる、そんな研修会に、参加者一同、志を新たにしていた。

参加者の感想を掲載する。

全国から様々な立場の先生方が集まってのワークショップは、今までの自分やこれからの課題について見つめ直す、良い機会となりました。ただ聞いているだけではなく、自分の考えを整理して書き、それに対してグループ全員で解決策を考えていくことで、新しい考えが出るだけでなく、人間としての「心の交流」ができました。このような機会が得られて、本当に良かったです。
出会いの場ができたことはとても良かった。たくさんの先生方が、全国各地で頑張っている姿を目の当たりにして、私も見直しながら努力を続けていかなければならないと感じた。また、講演では、教育改革の流れが分かり、大変勉強にもなった。日頃から、しっかり報道等に敏感でありたいと思う。歴史博物館では、各国との貿易の移り変わりや長崎が日本の「知の源」出会った時代の幕開けを体験し、歴史と文化のスケールの大きさが感じられた。
多くの先生方にお世話になり、楽しく実りのある2日間を送ることができました。
(小学校 女性)

「魅力ある組織活動」のテーマで、一人一人が問題点・改善方法を考える有意義な研修になった。皆さんの考える問題点と自分の考えるところが同じで、共有し合えたことが良かった。また、組織の様々な活動に参加するには、きっかけがないとなかなかスタートできないが、教員としてのスキルアップという明確な目的を持って、これからもいろいろな研修に参加していきたい。
長崎について、研修が始まるまですごくドキドキしたが、いざ始まってみると楽しくて、どの研修もあっという間に感じた。全国からおいでた先生方との情報交換は、特に貴重な時間で、長崎まで来て良かったなと感じた。今後は香川県内でも、そのようなネットワークを広げていきたいと思った。
歴史博物館では、昔から長崎という地が、どのような役割を果たしていたかを学ぶことができた。歴史ある「知の都『長崎』」で様々な本物に触れることができて良かった。
(小学校 女性)